何の勉強から始めたら良いですか?
何の勉強が必要だと思いますか?
逆に何の勉強は不要でしたか?
よく頂く質問です。
勝てるようになるまでの6年間沢山勉強しました。
知識は多けりゃ多いほど勝てるようになると思ってましたが、最終的に使ってるのはごく一部です。
- 最終的に使っている知識
- 結局使ってない知識
勝てる様になるために知識は必要なのか?
FXは知識や情報ではなくテクニックが重要だ
そんな意見を目にすることもあります。
知識は確かに重要ではありませんが必要です。
知識が無くても勝つことは出来ますが
知識無しで勝ち続けることは出来ません。
とは言え、無闇やたらと知識を身につければ良いということではありません。
逆に成長を阻害してしまう内容や遠回りとなる内容もあります。
私の場合は『インジケータ等のツールの知識』が大幅な遠回りの原因でした。
あくまで「私の場合は」というものになりますが
最終的に必要だった知識・不要だった知識をご紹介します。
※ ”ローソク足の見方”などの入門的な内容は習得済みという前提で
必要だった知識・不要だった知識
- ダウ理論の6番
- エリオット波動論
- 移動平均線
- 水平ライン
- マーケットの取引時間
(ロンドン時間、NY時間など)
- MACD等のインジケータ
- ほとんどのチャートパターン
- ローソク足サイン
必要だった知識
ダウ理論の6番
トレンドは明白な転換シグナルが出るまでは継続する
知識というよりかは考え方になりますが、勝ち続けるためには必須な内容です。
エリオット波動論
波のカウントの仕方などかなり奥深いものですが
『第3波を狙うべし』ということだけ覚えておけば良いと思います。
移動平均線
必ずチャート上に表示してエントリーの判断に使います。
水平ライン
上位足の水平ラインを引いてエントリーと決済の判断に使います。
マーケットの取引時間
マーケット(外国為替市場)の取引時間は複数ありますが、東京・ロンドン・ニューヨークのみ押さえておけばOKです。
不要だった知識
MACD等のインジケータ
私はこのインジケータの勉強に費やした時間が最も多く、遠回りになった最大要因だと思います。
インジケータを複数設置して、より多くのエントリー要件を設定すれば、その分だけ勝率が上がると思いインジケータの研究に没頭しました。
今使ってるインジケータは移動平均線のみです。
「自分のトレードに必要かどうか」をインジケータの勉強の基準にして頂けたら良いかと。
ほとんどのチャートパターン
『チャートパターン 鉄板』等で調べて、
「このチャートパターンなら上昇で、、」と暗記していた時期がありました。
チャートパターン(CP)通りになることも当然ありますが、CP通りにならないことも同じだけあります。
- CPが成立した事に気付き易い
- 印象的
- CPが失敗した事には気付き難い
- 印象に残らない
本当だ!CP通りになってる!凄い!
と、CPを盲信してしまう初心者は多いです。
上位足の三尊(逆三尊)のみ意識しています。
ローソク足サイン
十字線が出たら転換のサインで、、
宵の明星が出たら天井のサインで、、
とローソク足のサインやパターンも覚えました。
今ではほとんど忘れてしまいトレードには全く活用していません。
『知識』への向き合い方
私が初心者の頃に知識への向き合い方で間違っていたなと思うポイントを紹介します。
- 知識は多けりゃ多いほど勝ちやすくなると思っていた
- 知識を組み合わせて自分のトレードスタイルを構築するものだと思っていた
- 知識は勝つために重要なものだと思っていた
知識は『必要だけれど重要ではない』
「知識をつけて勝てるようになるぞ!」
「勝てるトレードスタイルを確立するために知識をつけるぞ!」
という誤った姿勢で知識習得に挑むのではなく
「トレードという土俵に立つために必要なものとして知識を習得する」
という姿勢で知識習得に挑んで頂いたら、私のような遠回りは避けられるのではないかと思います。