『FXで勝ててる状態』はどの様なイメージでしょうか?
毎日安定して利益を出せている状態
勝率が8〜9割とかめっちゃ高い状態
私も初心者の頃はそういうイメージで、そうなろうと努力していました。
実際は
・負ける日も当然有るし
・勝率は6割くらい
「『勝つ』のイメージが偏りすぎていた」というのも、6年間遠回りした要因の一つだと思います。
『勝ててる状態』のイメージが誤っていないか確認してみましょう。
- 勝ててるトレーダーは連勝してる訳じゃない
- 勝ててる状態になるには『負け方』が非常に大事という話
毎日安定して利益を出すという誤ったイメージ
初心者の頃の私は
毎日〇〇pips取って、毎日✕✕円利益が出せる状態を目指そう!
と本気で思って、勉強に取り組んでいた時期がありました。
相場の状況が良くなくて、エントリーできない日も多々あります。
そういう相場で無理にエントリーすると良くない負け方をします。
『毎日勝つ』というイメージで取り組んでしまうと、良くない相場で無理やりエントリーする事になります。
そんなトレードでは勝ち続けるのは困難でしょう。
※ 「良くない相場」とはどの様な相場なのかはまた別の記事で解説します
長期的に勝ててるトレーダーは、毎日利益を出してないし、そもそも毎日エントリーしていません。
『毎日』という呪縛から逃れる事が誤ったイメージ脱却の第一歩です
勝ててるトレーダーは「負けてない」という誤ったイメージ
長期的に勝ててるトレーダーのイメージは、『勝ってる』が強調されていて、負けてない印象を持っていませんか?
でも ”上手に” 負けているんです。
勝っている額よりも小さく負けているから、結果的に勝ててるんです。
勝つための考え方として最も重要と言っても過言では有りませんが
勝ち方より負け方の方が大事
なんです。
僕が6年間そうでしたが、初心者のうちは勝ち方ばかり勉強していました。
「負け方の方が大事」だと気付けた時が、勝てるトレーダーへの転換点なのかも知れません。
上手な負け方とは
この先別の記事でどんどん深掘りしていく内容ですが、ここでも軽く触れておきます。
勝ててるトレーダーと負けてるトレーダーとでは、勝ち方よりも「負けに対する捉え方」と「負け方」に大きな違いが有ります。
- 負けるトレードは無くならないと思っている
- 負けるトレードが悪だとは思っていない
- 負ける事も想定してトレードしている
- 負けた時は成長のチャンスだと思っている
- 負けた時に冷静に対処する必要があると分かっている
- 連敗した場合は一度相場を離れ原因を客観的に分析する
- 負けている時は資金とロットを下げる
- 負けるトレードは無くさないといけないと思っている
- 負けるトレードは悪だと思っている
- 負ける事は想定していない
- 負けた時は失敗したと思っている
- 負けた時に熱くなり冷静さを失う
- 連敗した場合は何とか取り戻そうと必死になる
- 負けている時は取り戻すために資金を増やしロットを上げる
勝ち方は人それぞれだが、上手な負け方は一つ
トレーダーによって性格・資金力・生活サイクルなど様々で、トレード手法はその人に合ったものを使うのが一番良いです。
SNS等でよく「手法を教えます」とか「手法を販売します」というものを目にします。
勝ち方は人それぞれなので、誰かが誰かに「この手法を使ったら勝てる」と教えるというアプローチ自体が間違っていると感じています。
しかし、上手な負け方は一つです。
一度に大きく負けないこと
これに尽きます。
「FXは9割の人が負けている」と言われていますが、負けている人の多くは『コツコツと利益を重ねてドカンと大きく損失を出して資金を失っている』状態です。(俗に言うコツコツドカン)
大きく損失を出してしまうのを卒業しないと勝てるようにはなりません。
逆に言うと、大きな損失を出さない上手な負け方が出来るようになれば勝てるようになります。
【一度に大きく負けない】が勝つための最重要課題ですので、このテーマについては今後深掘りしていきます。
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