【2024年最新】金積み立てはどこがいい？投資初心者でも安心の会社を厳選

とお悩みではありませんか？

金積み立ては将来の資産形成やインフレ対策として注目されていますが、会社によって手数料やサービス内容が大きく異なります。

本記事では初心者の方にも分かりやすく、金積み立ての基礎知識から会社選びのポイント、目的別のおすすめ会社まで徹底解説します。

この記事を読めばあなたにぴったりの金積み立て会社がきっと見つかるはずです。

「どこがいいのか？」の前に、金積み立てとは？

「金積み立て」とは毎月一定額で金（きん）を購入し、長期的に資産形成を行う投資方法です。

毎月の積立金額は各金融機関によって異なりますが、1,000円から始められる会社が多く手軽さが魅力です。

銀行や証券会社などの金融機関で口座を開設し、積立を設定することで自動的に金が購入されていきます。

購入した金は通常グラム単位で管理され、東京商品取引所（TOCOM）に上場されている金価格などに連動してその価値が変動します。

金積み立てのメリット

金積み立てには以下のようなメリットがあります。

少額から始められる

金積み立ては少額から始められるため、投資初心者の方やまとまった資金がない方でも気軽に始められます。

例えばSBI証券や楽天証券などでは1,000円から金積立が可能です。

ドルコスト平均法の効果

毎月一定額で金を購入していくため、価格が高い時は少なく安い時は多く購入することができます。

この仕組みにより、価格変動リスクを軽減できる「ドルコスト平均法」の効果が期待できます。

ドルコスト平均法は長期投資に適した投資方法として知られています。

インフレ対策になる可能性

金は歴史的に見てインフレ時に価値が上昇する傾向があります。

そのため金積み立ては、インフレ対策としても有効な手段となり得ます。

特に近年のようなインフレ懸念が高まる状況下では、金の価値に注目が集まっています。

資産の分散投資になる

金は株式や債券などの金融資産とは異なる値動きをする傾向があります。

そのため金積み立てを行うことで資産の分散投資になり、リスクヘッジにつながる可能性があります。

投資においては「卵を一つの籠に盛るな」という格言があるように、分散投資は非常に重要です。

金積み立てのデメリット

一方で金積み立てには以下のようなデメリットも存在します。

元本割れの可能性

金は価格変動する資産であるため投資元本を割り込む可能性があります。

特に短期間で解約する場合には元本割れの可能性が高くなります。

金積み立ては長期投資でリスクを軽減していくことが重要です。

利息や配当がない

金は株式のように配当金や利息が得られるわけではありません。

そのため保有しているだけでは資産が増えることはありません。

金投資はあくまでも価格上昇による値上がり益を狙う投資となります。

為替リスクがある

金は国際的な商品であり通常は米ドルで取引されます。

そのため円高になると円換算での金の価格が下落し、損失が発生する可能性があります。

金投資では為替リスクも考慮する必要があります。

金積み立ての会社選びで失敗しないための4つのポイント

数ある金融機関の中から自分に合った会社を選ぶことは簡単ではありません。

金積み立ての会社選びで失敗しないために、以下の4つのポイントを参考に比較検討しましょう。

1. 手数料

金積み立てには売買手数料や口座管理料などの手数料がかかります。

手数料は会社によって異なるため事前に確認することが重要です。

特に長期投資になるほど手数料の差が大きくなるため、注意が必要です。

必ず公式サイトなどで最新の情報を確認するようにしましょう。

2. 取引できる金の形態

金積み立てでは純金や金ETFなどさまざまな形態で金に投資することができます。

純金積立は実物資産として金を持つことができる一方、金ETFは証券会社を通じて金に投資する金融商品となります。

それぞれの特徴を理解した上で自分に合った投資方法を選びましょう。

項目	純金積立	金ETF
メリット	実物資産として保有できる 現物として受け取り可能	少額から投資可能 売買が容易
デメリット	保管場所が必要 盗難リスクがある	信託報酬などのコストがかかる 実物資産ではない

3. サービス内容

金積み立てでは積立金額の変更や解約・金地金への交換など、さまざまなサービスを提供しています。

これらのサービス内容は会社によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

例えば積立金額を毎月自由に設定できるのか、最低積立金額はいくらなのかなどを確認しておきましょう。

4. 運用実績

金積み立ては長期的な資産形成を目的とした投資方法です。

そのため各社の運用実績や信頼性も重要な選定基準となります。

過去の実績は将来の成果を保証するものではありませんが、実績が豊富な会社はそれだけ多くの投資家から支持を得ていると言えるでしょう。

これらのポイントを踏まえ複数の会社のサービス内容を比較検討し、自分に合った金積み立て会社を選びましょう。

資料請求や無料相談などを活用するのも有効な手段です。

自分自身の投資スタイルやリスク許容度を考慮しながら最適な選択を心がけましょう。

金積み立ての始め方

金積み立ては証券会社や銀行、金取引業者などで始めることができます。

口座開設から積立開始までの流れは以下の通りです。

1. 金融機関を選ぶ
2. 口座開設を行う
3. 積立コースを選ぶ
4. 積立金額を設定する

金積み立てを始めるにはまず金融機関を選び、口座開設を行う必要があります。

金融機関によって取扱商品や手数料・サービス内容が異なるため、事前に比較検討することが大切です。

口座開設はオンラインで完結できる場合が多いです。
本人確認書類などを用意しておきましょう。

積立コースは毎月一定額を積み立てる「定額積立」や、積立金額を自由に設定できる「自由積立」などがあります。

積立金額は無理のない範囲で設定しましょう。

金積み立ては長期的な資産形成や資産分散を目的とする方におすすめの投資方法です。

上述のポイントを踏まえ自身に合った方法で金積み立てを始めましょう。

【目的別】金積み立てにおすすめの会社

手数料で選ぶならココ！

金積み立てを始めるにあたって手数料はできるだけ抑えたいと考える方が多いでしょう。

ここでは手数料が安い会社を3社紹介します。

会社名	純金積立手数料	特徴
楽天証券	買付時のみ約定金額の1.65%	クレカ決済でポイント還元が可能。
SBI証券	買付時のみ約定金額の1.65%	ネット証券大手で、投資信託など他の金融商品と合わせて利用しやすい。
マネックス証券	買付時のみ約定金額の1.65%	米国株や投資信託など、豊富な商品ラインナップが魅力。

上記3社であれば手数料は同じですが、ポイントが付く楽天証券が人気です。

ご自身の投資スタイルや好みに合わせて比較検討してみましょう。

最新の手数料やサービス内容は各社の公式サイトをご確認ください。

純金積立ができる会社

金には「現物」「純金積立」「金ETF」などさまざまな投資方法があります。

なかでも現物の金を持つことができる「純金積立」は、現物資産ならではの安心感を得られる点が魅力です。

ここでは純金積立ができる会社を2社紹介します。

田中貴金属工業

田中貴金属工業は創業130年以上の歴史を持つ国内最大手の貴金属専門会社です。

金の品位や重量が保証された「田中貴金属純金積立」を提供しており、高品質な金を積み立てたい方におすすめです。

インターネットだけでなく電話や郵送でも申し込みが可能です。

田中貴金属

三菱マテリアル

三菱マテリアルは非鉄金属素材メーカーである三菱マテリアルグループの中核企業です。

同社が提供する「三菱マテリアル GOLD PARK」では1,000円から純金積立を始められます。

500g、1kgの金地金への交換サービスなど魅力的なサービスも充実しています。

三菱マテリアル

金地金への交換ができる会社

金地金への交換ができる会社は純金積立と同様に、現物の金を持つことができる点が大きなメリットです。

ここでは金地金への交換ができる会社を紹介します。

日本マテリアル

日本マテリアルは貴金属地金の精製・販売を行う会社です。

同社が提供する「PureGold積立」では、1,000円から純金積立を始められます。

貯まった金は1g単位で金地金に交換可能です。

また金地金は希望の住所に無料で配送してもらえます。

日本マテリアル

積立以外もできる会社

金投資には「積立」以外にも、「スポット取引」や「先物取引」などさまざまな方法があります。

ここでは積立以外にも多様な金投資の方法を提供している会社を2社紹介します。

GMOクリック証券

GMOクリック証券はFX取引で知られるGMOグループの証券会社です。

同社では純金積立に加え、金・プラチナのスポット取引、金・プラチナのCFD取引など、さまざまな金投資の方法を提供しています。

初心者向けのセミナーも充実しており、これから金投資を始めたい方にもおすすめです。

GMOクリック証券公式サイト

DMM.com証券

DMM.com証券はDMM.comグループの証券会社です。

同社では純金積立に加え、金・プラチナの現物取引、金・プラチナの先物取引など、幅広い金投資の方法を提供しています。

取引ツールも充実しており本格的に金投資に取り組みたい方におすすめです。

DMM.com証券公式サイト

X(旧Twitter)での口コミ

Xで「金積立　証券会社」で検索して口コミを確認してみました。

14ヶ月1万円ずつ金積立してましたが解約。18%利益が乗った。
14万+25,436円となった。
ここから手数料14ヶ月分3500円が引かれます。
やはり銀行で積立てるより、証券会社の金ETFとかの方が良い気もしますが、、、

— 水無凛＠みなりん* (JK17) (@mizunashi_JK17) May 10, 2022

今の金積立は解約。でもできれば別のところでやっておきたい。やっぱ有名どころの田中貴金属か。今使ってる証券会社でも金積立はやってるみたいだから、管理の事を考えてSBIとかマネックスとかか…それとも金積立自体もうしなくていいか🤔解約手続きが完了するまで色々見てみようと思う。

— テトラ (@TETRA_noronoro) July 18, 2021

分散投資始めました。
大半が普通貯金でしたが、外国債券、先進国株式,国内リート、金積立
国内株式に少しずつ時間かけて投資してみよう。
野村證券のOne stock ソフト無料インストールで全投資が一括管理できて分散投資には便利です。
証券会社はSMBC日興証券が手数料が安いのに丁寧で良さそう

— 八乙女 (@jKcWMl44hTvFYRY) May 10, 2023

金積み立てに関するよくある質問

金の積み立てをおすすめしないとよく言われる理由は？

ネット検索すると「金の積み立てはお勧めしない」という記事が出てきます。

金の積み立てをおすすめしないとよく言われる理由は、主に以下のような点が挙げられます。

1. 値動きが小さい
2. 配当金や利息がない
3. 手数料がかかる

それぞれ詳しく解説していきます。

値動きが小さい

金は株式や投資信託と比較して価格の変動が小さい傾向にあります。

そのため短期間で大きな利益を得ることは難しい投資対象と言えます。

価格変動が小さいということはローリスク・ローリターンとも言い換えられます。

リスクを抑えたいという方には向いている投資対象と言えるでしょう。

配当金や利息がない

株式投資では配当金、債券投資では利息が得られますが、金投資にはそのようなインカムゲインはありません。

そのため保有しているだけで定期的に収入を得たいと考えている方には不向きです。

一方で金の価値が上昇すれば売却益を狙うことは可能です。

手数料がかかる

金積み立てには買付手数料や保管手数料などのコストが発生します。

これらの手数料は運用期間や金融機関によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

手数料を抑えることで最終的なリターンに影響を与える可能性があります。

コスト面を重視する方は各社のサービス内容を比較検討する必要があるでしょう。

上記のような理由から、金の積み立ては万人におすすめできる投資方法とは言えません。

しかし金は有事の際に価値が上昇する傾向があるため、リスクヘッジや資産分散の手段として有効な投資対象と言えるでしょう。

自身の投資目的やリスク許容度に合わせて投資するかどうかを判断することが大切です。

純金積み立ての失敗例とは？

純金積み立ては長期的な視点でコツコツと資産形成していくには有効な手段ですが、注意すべき点を押さえておかないと、失敗してしまう可能性もあります。

ここでは純金積み立ての失敗例を具体的に紹介します。

短期売買を繰り返してしまう

金は株式などと比較して価格変動が小さい資産です。

短期的な値上がりを期待して売買を繰り返すと、手数料がかさんでしまい、結果的に損失を出してしまう可能性があります。

純金積み立ては長期的な値上がり益を狙うこと、そして、資産価値の変動リスクを分散することを目的とするため、短期的な売買は避け、長期的な視点で保有することが大切です。

生活資金をすべて投資してしまう

投資は余裕資金の範囲内で行うことが鉄則です。

生活資金をすべて投資に回してしまうと、急な出費が必要になった際に資産を売却せざるを得なくなってしまいます。

金は価格変動があるため売却時に損失が発生する可能性もあります。

また、投資資金が不足してしまい積立を継続できなくなる可能性もあるでしょう。

無理のない範囲で投資金額を設定することが大切です。

リスク分散を意識せずに、金投資だけに集中してしまう

「卵は一つのカゴに入れない」という言葉があるように、投資においてもリスク分散は重要です。

金投資だけに集中してしまうと金価格が大きく下落した際に、資産全体に大きな損失が出てしまう可能性があります。

株式・債券・不動産など、他の資産クラスと組み合わせて投資することでリスクを分散することができます。

自分に合ったポートフォリオを構築することが大切です。

これらの失敗例を踏まえ金融庁などの公的機関の情報を参考に、正しい知識を身につけてから投資を始めましょう。

純金積み立ては毎月いくら積み立てれば良いか？

純金積み立てで毎月いくら積み立てるかは、個人の収入や支出、投資目的、投資期間などによって異なります。

一概にいくらとは言えませんが、無理なく継続できる金額を設定することが重要です。

ここでは純金積み立ての金額を決める上で考慮すべきポイントを紹介します。

毎月の収支を把握する

手取り収入から生活費や固定費などを差し引いた金額が自由に使えるお金です。

その中から投資に回せる金額を検討しましょう。
家計簿アプリなどを活用すると便利です。

投資期間と目標金額を設定する

例えば、老後資金として2,000万円を目標に30年間積み立てるとします。

この場合毎月約55,000円の積み立てが必要になります。

目標金額と投資期間が決まれば逆算して毎月の積み立て額を算出することができます。

シミュレーションツールなどを活用するのも良いでしょう。

目標金額	投資期間	毎月の積立額
1,000万円	20年	約41,667円
1,000万円	30年	約27,778円
2,000万円	20年	約83,333円
2,000万円	30年	約55,556円

上記はあくまでも目安であり金利や運用成績は考慮していません。

余裕資金の範囲内で無理のない金額を設定することが大切です。

少額からスタートする

純金積み立ては毎月1,000円など少額からスタートできる商品も多いため、無理のない金額から始めてみましょう。

慣れてきたら徐々に積み立て額を増やしていくことも可能です。

金積み立てはどこがいい？のまとめ

• 手数料が安いのは楽天証券、SBI証券、マネックス証券
• 現物を持ちたい人は純金積み立てという選択肢もある
• 分散投資のために金以外の金融商品も併せて投資するのが吉

金積み立ては遠い将来のために長期的に取り組む投資です。

相場が急落したときに狼狽売りをして損する人が非常に多いので、リスクヘッジのための分散投資として、他の長期投資や短期投資と併せて取り組むことで心に余裕をもって積み立てていくことができます。