金(ゴールド)投資はやめとけと言われる理由とは?メリット・デメリットを比較し最適な投資方法を解説

「金投資はやめとけ」って聞くけど実際はどうなの?

この記事では金投資に潜むリスクとリターンを、メリット・デメリットを比較しながら分かりやすく解説します。

価格変動リスクや保管コストなど初心者が知っておくべき注意点はもちろん、インフレヘッジや有事の金としての役割といった金投資の魅力についても触れていきます。

金投資の種類や最適な投資方法までこの記事を読めば、金投資を始めるべきか・やめるべきか、判断するための材料が手に入ります。

この記事を書いた人

・6年間負け続け7年目で花咲いた兼業トレーダー
・2023年春に脱サラして3つの事業を運営しながらトレードをしている

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目次

金投資「やめとけ」と言われる理由

金投資は株式や投資信託などと比較して値動きが少なく、初心者でも始めやすいというイメージがあるかもしれません。

しかし、「金投資はやめとけ」という声が大きい理由が存在します。

それは金投資特有のリスクやデメリットがあるからです。

ここでは金投資の代表的なリスクとデメリットを紹介します。

価格変動リスク

金は他の投資対象と同様に価格が変動します。

金価格が上昇すれば利益が出ますが、下落すれば損失が発生します。

金の価格は、世界経済の動向・金利・為替・地政学リスク(*)など、さまざまな要因に影響を受けます。

特に近年は金融緩和や世界情勢不安などにより、金価格が乱高下する場面も増えています

円やドルの価格にも敏感に反応しています。

*地政学リスク:地理的な位置関係による政治的や軍事的、社会的な緊張の高まりが、その地域や世界経済に与える悪影響のこと

流動性リスク

流動性リスクとは投資した資産をすぐに現金化できないリスクのことです。

金は株式や投資信託と比較して、売買が成立しにくい場合があります。

特に現物の金地金などは、買い手を探すのに時間がかかったり、売却時に手数料やスプレッドなどのコストがかかったりすることがあります。

そのため急な出費が必要になった場合などに、すぐに現金化できない可能性があります。

資産流動性
株式高い
投資信託中程度
金(現物)低い

インカムゲインが得られない

インカムゲインとは、配当金や利息などのように保有しているだけで定期的に得られる収益のことです。

金は株式や債券のように配当金や利息を生まないためインカムゲインを得ることができません

金投資で利益を得るためには値上がり益を狙うしかありません。

そのため長期的な資産形成を目的とする場合は、配当金や利息による複利効果を期待できる他の投資対象も検討する必要があります。

保管コストがかかる

現物の金地金などを購入する場合、保管場所の確保や盗難・紛失対策など保管コストが発生します。

自宅で保管する場合でも金庫の購入やセキュリティ対策が必要になります。

また、金融機関に預ける場合でも保管手数料や保険料などの費用がかかります。

そのため金投資を行う際には、保管コストを考慮する必要があります。

  • 金庫の購入費用
  • 金融機関の保管手数料

投資にリスクはつきもの

ここまでリスクやデメリットなどのネガティブな内容を紹介しましたが、投資にリスクはつきものです。

金投資のみならず、投資全体に対して「やめておいた方が良い」という意見は根強いため、金投資だけやめておけと言われている訳では無いということも添えておきます。

X(旧Twitter)での口コミ

Xで「金投資 やめとけ」と検索して口コミを知らべてみました。

金(ゴールド)投資のメリット・デメリット

金投資には他の投資商品と同様にメリットとデメリットが存在します。

投資判断を行う前にそれぞれの項目を正しく理解しておくことが重要です。

金投資のメリット

金投資には、以下のようなメリットがあります。

インフレヘッジとしての役割

金は歴史的に見てインフレーション時に価値を維持または上昇させる傾向があります。

これは通貨の価値が下落する一方で、金の価値は相対的に保たれるためです。

そのためインフレヘッジとして金投資が注目されることがあります。

国際通貨基金によると、金は特に高インフレ時には有効なヘッジ手段となり得るとされています。

株式市場との低相関性

金は株式や債券などの伝統的な金融資産と比較して、価格の相関性が低いという特徴があります。

そのため、株式市場が低迷している局面においても、金は価格を維持したり上昇したりする可能性があり、ポートフォリオのリスク分散効果が期待できます。

2008年リーマンショックや2020年コロナショックで株式市場は大きく下落しましたが、その後の回復直面では金相場が最初に立ち直り上昇を始めました。

有事の金

「有事の金」という言葉があるように、戦争や金融危機などの社会不安が発生した場合、安全資産とみなされる金に資金が流入する傾向があります。

これは金が実物資産であり、国家や企業の信用リスクに影響を受けにくいという特性を持つためです。

過去の事例として、リーマンショック時やロシア・ウクライナ危機においても金は価格上昇を見せています。

金は世界情勢が不安定な状況下において、資産価値を守る手段として機能する可能性があります。

現物資産としての安心感

金は株式や債券とは異なり現物として保有することができます。

現物資産である金は、証券会社や銀行などの金融機関の破綻に影響を受けないため、投資家によっては安心感を得られるという側面があります。

特に金融システムへの不安が高まっている局面においては、現物資産としての金の価値が見直されることがあります。

金投資のデメリット

金投資には以下のようなデメリットがあります。

値動きが読みにくい

金の価格は需要と供給、金に対する投資家のセンチメント(*)、世界経済の動向、地政学的リスクなど、さまざまな要因によって複雑に影響を受けます。

そのため他の投資商品と比較して、値動きを予測することが難しいとされています。

短期的な値動きに一喜一憂せず長期的な視点で投資を行うことが重要です。

* センチメント:心情や感想など、市場心理とも言う

保管場所の確保が必要

金現物を保有する場合、安全な保管場所を確保する必要があります。

自宅保管では盗難のリスクが伴い、銀行の貸金庫を利用する場合は別途費用が発生します。
保管にかかるコストやリスクを考慮する必要があります。

為替リスク

日本国内において金は主に米ドル建てで取引されています。

そのため円安が進むと、円建てで見た場合の金の価格は上昇し、逆に円高になると下落します。

金投資を行う際には為替変動による影響も考慮する必要があります。

メリットデメリット
インフレヘッジとしての役割値動きが読みにくい
株式市場との低相関性保管場所の確保が必要
有事の金為替リスク
現物資産としての安心感

金投資はこれらのメリットとデメリットを比較検討し、自身の投資目標やリスク許容度に合致しているかどうかを判断することが重要です。

また、投資を行う際には分散投資を心掛けるなど、リスク管理を徹底するようにしましょう。

金投資の種類は?

金投資と一口に言ってもその方法はさまざまです。

投資初心者にも始めやすいものから、プロ向けといえるようなものまでさまざまな方法があります。

ここでは代表的な金投資の種類をご紹介していきます。

純金積立

毎月一定額で金を購入し長期的に積み立てていく投資方法です。

金融機関や証券会社で取り扱っています。

少額から始められること、ドルコスト平均法の効果が期待できることから、初心者にも始めやすい投資方法と言えます。

純金積立のメリット

  • 少額から始められる
  • ドルコスト平均法の効果が期待できる
  • 金地金として受け取れる場合もある

純金積立のデメリット

  • 大きな利益は得にくい
  • 手数料がかかる
  • 解約時に手数料が発生する場合がある

金ETF

金ETFは証券取引所に上場している金価格に連動する投資信託です。

証券会社を通じて購入します。

純金積立と比較して売買が容易であること、少額から投資できることがメリットとして挙げられます。

金ETFのメリット

  • 売買が容易
  • 少額から投資できる
  • 金価格に連動した値動き

金ETFのデメリット

  • 信託報酬などのコストがかかる
  • 金地金として受け取れない

金先物取引

将来の特定の期日にあらかじめ決められた価格で金を取引することを約束する取引です。

価格変動が大きいことからハイリスク・ハイリターンな投資方法と言えます。

一般的に、初心者にはおすすめできません。

金先物取引のメリット

  • レバレッジをかけられる
  • 売買の差益を狙える

金先物取引のデメリット

  • 元本割れの可能性がある
  • 追証が発生するリスクがある
  • 専門的な知識が必要

最適な投資方法は?

最適な投資方法は投資家の資産状況や投資目標、リスク許容度によって異なります。

投資初心者の方や長期的な資産形成を目的とする方には、純金積立や金ETFがおすすめです。

一方、短期的な売買益を狙いたい・リスクを取ってでもハイリターンを狙いたいという方には、金先物取引が向いているかもしれません。

どの投資方法にもメリット・デメリットがありますので、しっかりと理解した上で投資することが大切です。

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Q&A「金投資が危険だと言われる理由は?」

金投資が「危険だ」と言われる理由の一つは、その価格変動の激しさにあります。

金は世界の経済状況や地政学リスクに大きく左右されるため、価格が急激に上昇したり下落したりすることが珍しくありません。

また、短期間での大きな利益を期待する場合、損失のリスクも高くなるためリスク管理が必要です。

投資初心者には難しい部分があるため注意が必要です。

Q&A「金投資はおすすめしないという意見が多い理由は?」

金投資をおすすめしない理由として、インカムゲインを生み出さないことが挙げられます。

株や不動産とは異なり金は配当や利息が発生しません。

資産の保全には適しているものの、成長を目的とした投資には向いていないため、おすすめしないという意見が多いです。

Q&A「金投資の欠点は?」

金投資には以下の欠点があります。

  • 価格変動が激しい: 世界情勢や経済の変化に影響されやすく、短期的なリスクが高い。
  • インカムゲインが得られない: 金は配当や利息を生み出さないため、保有しているだけでは資産が増えない。
  • 保管コストがかかる: 実物の金を保有する場合、金庫や保険などの保管費用が必要です。

これらの欠点を理解した上でリスクを取る覚悟が必要です。

Q&A「金投資で初心者が気を付ける点は?」

金投資を始める際、初心者が気を付けるべき点として以下が挙げられます。

  • 市場のタイミングに注意: 金の価格は変動しやすいため、購入タイミングが重要です。上昇に飛び乗るのではなく下降調整を待つことも必要です。
  • 長期視点での投資: 短期的な利益を期待するのではなく、長期的に保有してリスクを分散することが推奨されます。
  • 保管方法の選択: 実物の金を購入する場合、安全に保管するための手段を事前に検討しておくことが重要です。

Q&A「純金積立の20年後はどうなる?」

純金積立は長期的にコツコツと金を購入していく投資方法です。

20年後の価値はその時の金の価格によって大きく異なります。

過去のデータから見ると金はインフレヘッジとして価値を保つ傾向がありますが、経済状況によっては価格が下がるリスクもあります。

20年という長期間の積立であれば、短期的な価格変動の影響は少なくなり、リスク分散の効果が期待できます。

金(ゴールド)投資はやめとけと言われる理由とは?のまとめ

「金投資はやめとけ」と言われる主な理由は下記のとおりです。

  • 価格変動リスクがあり、価格変動が激しい
  • 純金等を現物で保有した場合、すぐに現金化できないことがある
  • 配当や利息等のインカムゲインが得られない
  • 保管コストがかかる

インカムゲインが得られないので売買益のみが得られる利益となります。

売買利益目的で金投資に挑むのか、リスクヘッジ目的で金投資に挑むのかしっかり目的を考えた上で判断を行いましょう。

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