FX海外口座の新興ブローカーは危険なのか?!

次々と新しい海外口座ブローカーが設立されて、新規顧客を集めるために派手なボーナスキャンペーンを開催し話題になりがちです。

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などインパクトの有るキャンペーンで顧客を集めます。

そんな新興海外口座ブローカーのキャンペーンに飛びついて良いのでしょうか?

この記事で解説していること
  • 新興ブローカーにはどの様なリスクが有るか
  • 2020年のある新興ブローカーの事件例
目次

新興海外口座ブローカーのリスク

結論から言うと、新興ブローカーはリスクが高いので手を出さないのが吉です。

どの様なリスクが有るかご紹介します。

出金トラブル

Twitterで情報収集を行っていますが
新興ブローカーの出金トラブルはよく目にします。

最もダメージが大きいのが【出金拒否】です。
文字通り出金出来ないというトラブルです。

サポート

規約違反が有ったため出金を受付することは出来ません

と言われ
運営側と長い戦いを繰り広げることになります。

どういう行為が規約に抵触したのかも教えてもらえないことがほとんどです。

その他には
・出金が非常に遅い
・入金後6ヶ月間出金できない仕様だった
・出金手数料が30%だった
など、多くのトレーダーが泣き寝入りしています。

利益取り消し

出金申請を行った際に
規約違反が有ったという理由で利益を取り消されるというトラブルです。

同時に口座を凍結されて、入金した元金のみ出金可能な状態となり、出金後はログインすらできなくなります。

実際に規約違反を行っていた可能性もありますが、出金拒否と同様にどの行為が規約に抵触したのかは教えてもらえないことが多いです。

入金処理が遅い

新興ブローカーは少ないスタッフで多くの入金対応を行うので、振込み入金の場合は反映されるのが遅くなりがちです。

クレジットカード入金の方が早く反映されますが
使えるカードの種類が少ないというのも新興ブローカーあるあるです。

ボーナスが反映されない

これもよく聞きますが、ボーナスが付くはずなのに付かない事があります。

謳っていた%や金額と違うボーナスが付与されるということもあり、サポートに問い合わせて正しいボーナスに修正してもらう必要があります。

この様に新興ブローカーには様々なリスクが有ります。

2020年の新興ブローカーによる事件

2020年に起こった新興ブローカーによるある事件を紹介します。
SNSで非常に話題になりました。

ここでは”某ブローカー”としてあえて名前は出しませんが、「3すくみトレード」と調べて頂いたら事件の詳細が出てくるかと思います。

事件の概要
  • 2019年設立の新興ブローカーが2020年に起こした事件
  • 月利10%のスワップ(金利)収入を得られる「3すくみ手法」でTwitter上で大規模集客
  • 数万フォロワー居てる有名トレーダーやモデル等も宣伝したことでFX未経験者にも波及
  • 利用者が大きく増えた2020年10月26日に事件発生
  • スプレッドが約4,000pips(約100倍)に広がりほぼ全てのユーザーが強制ロスカットに
  • 一部のユーザーは補填されたが多くのユーザーは有耶無耶にされた模様

月利10%の不労所得に誘惑されて多くの人が被害にあいました。

数百万〜数千万円で運用している人も多数いましたので、被害総額は億単位のかなりのものだと思われます。

ブローカーはシステム的なトラブルだとアナウンスしていますが、計画された詐欺事件だと認識している人は多いと思います。

新興ブローカーのトラブルは後を絶たない

Twitterで情報収集している範囲でも、年に数回はトラブルの報告を目にします。

これらのトラブルはトレードスキル云々以前の問題なので、必ず避けなければなりません。

魅力的なボーナスキャンペーンが有っても、新興ブローカーの場合は飛びつかない事を強くお勧めします。

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